・花粉に効果がある飲み物があるって本当？

実は、花粉に効果があるとされる飲み物や食べ物は身近にもたくさんあります。
ただし、食べ物や飲み物は薬のように即効性はないものが多く、人によってはあまり効果を実感できないことも。花粉は、人によって症状の出方が異なり、厚生労働省が行った調査によると、花粉によいとされる食べ物、飲み物、サプリメントを試した人のうち、その効果を実感できたという人はごく一部でした。
（参考：厚生労働省「花粉症の民間療法について」）

そして、花粉に効果があるとされる飲み物を飲んでいたとしても、「花粉をあびない」「花粉を体内に取り込まない」など、花粉対策の基本は継続することが重要です。
花粉は、花粉に対して体が過剰に反応してしまうアレルギー症状。元凶である花粉を取り込んでしまうと、どれだけ対策をしていても症状が強く出てしまいます。基本的な対策をしながら、花粉に効果がある飲み物を意識的に摂っていくことが大切です。

・花粉に効果がある代表的な飲み物はお茶

お茶には、抗酸化作用や抗炎症作用があるとされるポリフェノールがたくさん含まれています。毎日の習慣として取り入れていくことで、花粉の緩和が期待できますよ。
なかでも、緑茶に多く含まれるカテキンには、アレルギー症状の抑制効果があるとされています。
（参考：宮城大学「風間研究室の学生が「カフェインやカテキンによる抗アレルギー作用」のメカニズムを証明」）

カテキンは植物の色素成分であるポリフェノールの一種で、抗酸化作用があることが知られていますが、アレルギー情報を伝達する物質の生成を抑える作用が確認され、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑える働きもあるのではないかと考えられています。

・花粉に効果がある代表的な飲み物「べにふうき粉末緑茶」なら即効性も期待できる！

緑茶の中でも、べにふうきという緑茶の品種には、抗アレルギー作用のあるメチル化カテキンが多く含まれています。アレルギー症状を引き起こすヒスタミンを抑える効果があり、量を守って毎日摂取することで即効性も期待できます。
また、花粉が飛ぶ前の寒い時期から毎日摂取することで、症状の緩和も期待できるということが研究で分かっています。
（機能性表示：H343・I507・G138）

・他にも花粉に効果があるお茶はたくさん！

花粉に対して即効性が期待できるお茶はべにふうき緑茶ですが、ほかにも花粉に効果があるとされるお茶はたくさんあります。しかし、べにふうき茶に含まれるメチル化カテキンほどではありませんが、ポリフェノールが含まれるため人によっては効果が期待できます。
ここでは、べにふうき粉末緑茶との併用におすすめの、花粉に効果がある飲み物を紹介していきます。

甜茶（てんちゃ）
ほのかな甘みを帯びた薬草茶を「甜茶（てんちゃ）」と呼びます。漢字の「甜」は「甘い」という意味が込められています。
花粉に効果があるとされる甜茶の一種は、バラ科の植物「甜葉懸鈎子（てんようけんこうし）」の葉が入っているものです。甜茶に含まれるポリフェノールは、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンの放出を抑制する効果があると考えられています。
（参考：耳鼻咽喉科展望「スギ花粉症に対する甜茶飲料の臨床的検討」）

紅茶
紅茶にも豊富なカテキンが含まれており、その効果はべにふうき粉末緑茶までとはいかずとも同様に期待できます。また、ウーロン茶にも同様にカテキンが含まれていますよ。
（参考：日本補完代替医療学会誌「抗アレルギー成分のある茶葉成分」）

ルイボスティー
ルイボスティーには、フラボノイドと呼ばれるポリフェノールが豊富に含まれています。他のポリフェノールと同様に、フラボノイドも強力な抗酸化作用を有しており、アレルギー症状の改善が期待できます。
ヒスタミンの放出を抑える作用もありますが、即効性はあまり期待できません。ですがカフェインが含まれていないため、飲む時間帯を気にしなくても良いのが魅力です。
（参考：日本補完代替医療学会誌「アレルギーとフラボノイド」）

ハーブティー
ハーブには、高い抗酸化作用を有するポリフェノールがたくさん含まれています。特にレモンバームに含まれるロズマリン酸は、確認された抗酸化作用や抗炎症作用があり、アレルギーの原因物質であるヒスタミンの放出を抑える効果もあるとされています。
（参考：日本補完代替医療学会誌「アレルギー性鼻炎モデルラットに対するロズマリン酸の効果」）

多くのフラボノイドを含み、くしゃみや鼻みず、目のかゆみを緩和するエルダーフラワーティーや、鼻づまりや涙目に効果があるとされるネトルティー、炎症を予防し、粘膜を保護すると言われるローズヒップティー、粘膜を保護し鼻の通りを向上させるペパーミントティー、リラックス効果のあるカモミールティーなども、花粉の方におすすめなハーブティーです。

コーヒー
コーヒーに含まれるポリフェノールであるクロロゲン酸は、鼻炎症状の中でもくしゃみに対しての効果が研究で明らかになっています。即効性はあまり期待できませんが、アレルギー鼻炎の予防効果と症状の改善効果が報告されていますよ。
（参考：全日本コーヒー協会「アレルギー性疾患を、コーヒーが緩和する？」）

乳酸菌飲料
善玉菌として知られる乳酸菌は、腸内細菌の調和を促進するだけでなく、免疫機能にも強く影響していることがわかっています。
もちろん、花粉の症状の緩和も期待できますよ。
花粉の飛散が始まる約4週間前から乳酸菌飲料を毎日摂取すると、特にシーズン初期に症状の改善がみられるというデータがあります。即効性はありませんが、できるだけ早くから摂取を始めることがおすすめです。
（参考：岡山大学「L-55 乳酸菌のアレルギー抑制作用の機序を解析」）

・花粉の時は要注意！つらい症状を悪化させる飲み物

花粉に効果がある飲み物があるように、なかには花粉の症状を悪化させる可能性のある飲み物もあります。症状が強く出る方の場合は、花粉が飛び始める時期は特に気をつけたいですよね。
ここでは、花粉を悪化させる飲み物を紹介します。

・アルコール類

アルコールには血管を拡張させる作用があり、これが花粉による炎症を悪化させる可能性があります。
お酒を摂取すると、鼻づまりや目の充血が強まったという経験はありませんか。
花粉の症状がつらいときは、なるべくアルコールの摂取を控えめにしましょう。
（参考：日本経済新聞「花粉症は飲酒でひどくなる？　酔って寝ると症状が悪化」）

また、アルコールが体内で分解される際に産生されるアセトアルデヒドという物質は、アレルギー症状の原因であるヒスタミンの放出を促進し、くしゃみや鼻づまりなどの症状を悪化させる可能性があります。花粉のシーズン中は、できるだけ飲酒を控えるのがおすすめです。

まとめ｜花粉に効果がある飲み物で即効性があるのはべにふうき粉末緑茶！

花粉に最も効果が期待できる飲み物は、メチル化カテキンを豊富に含む「べにふうき粉末緑茶」です。即効性も期待でき、なのの茶のべにふうき粉末緑茶は、100％天然素材のため、安全性も安心です。
べにふうき緑茶は即効性が期待できますが、花粉が飛ぶ前から毎日飲んでおくことでさらに高い効果が期待できます。さらに、本記事で紹介した花粉に効果があるといわれている飲み物を併用するのがおすすめです。
来年の春に向けて、今からべにふうき粉末緑茶を毎日飲んで対策を始めてみてはいかがでしょうか。