べにふうき緑茶は即効性がある?継続することで体質改善も

花粉などのアレルギー症状対策に効果的とされるべにふうき緑茶。
「薬の方が効くんじゃないの?」
「飲んでからどのくらいで効いてくるの?」
このような疑問を持っている方も多いでしょう。
個人差はありますが、べにふうき緑茶は今つらい症状にも即効性のある効果を発揮してくれます。
さらに、長期的に飲むことで、アレルギーに強い身体づくりも期待できますよ。
本記事では、べにふうき緑茶の即効性や体質改善について解説していきます。
花粉によるアレルギー症状やアトピー性皮膚炎など、アレルギーで悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧ください。
1べにふうき緑茶は即効性がある?

べにふうき緑茶には、一定の量を飲むことで20~30分ほどで鼻水が止まるなどの即効性があるとされています。
飲んで数時間は効果が続くため、1日2~3回くらいに分けて飲むのがおすすめです。
臨床試験では、生姜と一緒に飲用したり、花粉シーズンより1ヶ月半ほど前から飲み始めたりすることで、より効果が高くなることがわかっています。
(参考:農研機構「「べにふうき」緑茶のスギ花粉症状軽減効果とショウガエキス添加の増強効果」)
ここでは、べにふうき緑茶の強い抗アレルギー作用について解説していきます。
べにふうき緑茶がアレルギーに効く理由
べにふうき緑茶には、カテキンの一種である「メチル化カテキン」が豊富に含まれています。
花粉を代表とするアレルギー症状は、症状の原因となる「アレルゲン」という物質が体の中に入ってきた時に、体を守ろうとする働きが原因で起こります。
アレルギー症状の代表例は鼻水やくしゃみ、目のかゆみなどですが、その症状を引き起こす原因となっているのは、ヒスタミンという物質です。
メチル化カテキンは、このヒスタミンが放出されるのを防ぐ働きがあるため、症状を緩和してくれます。
べにふうき緑茶は今つらい症状にも効果あり
べにふうき緑茶は、長期的に飲むことでより高い効果が期待できますが、即効性があると感じる方も多い傾向があります。
弊社のべにふうき緑茶に関する感想にも、即効性に関するコメントが多く寄せられています。
・飲んでから数十分後には、症状が和らいで花粉に苦しんでいたことを忘れている自分がいました(笑)
・慢性的に抱えていた鼻のグズグズまでスッキリしたのにはびっくりしました。気がつくと、くしゃみもむずむずもしてない。
(参考:なのの茶「お客様の声」)
個人差が大きいため、現在べにふうき緑茶の即効性を科学的に証明する研究などはありませんが、多くの方が即効性を実感していることが分かります。
2べにふうき緑茶は体質改善にも効果的

べにふうき緑茶は、長期的に飲むことで体質改善にも効果を発揮してくれます。
農研機構が発表している研究結果によれば、メチル化カテキン含有緑茶の長期飲用により、スギ花粉症の症状の悪化はメチル化カテキンを含まない対照緑茶飲用に比べ、正常免疫反応に影響を与えることなく有意にアレルギー症状を抑制できるとされています。
(参考:農研機構「メチル化カテキン高含有緑茶のスギ花粉症状軽減効果」)
長期内服でアレルギーに強い身体作りが可能
花粉症を始めとしたアレルギー症状は、アレルゲン物質と抗体が反応することから始まります。アレルゲン物質とは、花粉症なら花粉、アレルギー性鼻炎ならホコリやダニなど、症状を引き起こす物質のこと。
これらと反応を起こす抗体にはいくつかの種類がありますが、そのひとつである IgE(免疫グロブリン E)は、多くのアレルギー患者で健常人よりはるかに大量に作られていることが分かっています。
このIgEとアレルゲン物質が結合することが引き金となり、鼻水やくしゃみの原因となる物質を作り出します。
(参考:農研機構「メチル化カテキン」の作用点を探る)
さらに、べにふうき緑茶を朝昼2回継続的に飲む研究では、軽度の花粉症患者は何も飲んでいない人と比較すると、花粉によるアレルギー症状が悪化しにくいことがわかりました。
その上、べにふうき緑茶を1ヶ月飲用した人は、血液中のIgE値が上がりにくくなることも検証されています。
(参考:農研機構「メチル化カテキン高含有緑茶のスギ花粉症状軽減効果」)
つまり、べにふうき緑茶を継続して飲むことで、アレルゲン物質に反応しづらい身体を作ることにつながります。
とはいえ、日によって花粉が飛ぶ量が異なるため、まったく症状が出なくなるわけではありませんが、症状が軽くなるのは嬉しいですよね。
体質改善には1日34mg以上の摂取が推奨される
多くの研究では、メチル化カテキンを1日34mg摂取することが推奨されており、弊社のべにふうき粉末緑茶の場合は、1日2スティックほどで達成できます。
(参考:農研機構「べにふうき緑茶の研究情報)
先ほどのべにふうき緑茶を継続的に飲む研究でも、1日2gのべにふうき緑茶を300mlで煮出して飲んでいました。それを朝昼2回に分けて飲用しています。
1日2回飲むのであれば、できるだけ手軽に淹れられるものがよいでしょう。
粉末緑茶なら、溶かすだけで簡単に淹れることができ、出涸らしもないため、効率よくメチル化カテキンを身体に取り入れることができますよ。
3まとめ|べにふうき緑茶でアレルギー体質を改善しよう!
本記事では、べにふうき緑茶の即効性とアレルギー体質改善について解説しました。
べにふうき緑茶は即効性があり、今つらい症状にも効果が期待できますが、長期に渡って飲み続けることでアレルギーに強い身体作りにもつながります。
ポイントは、メチル化カテキンを1日34mg以上飲用するのをしっかり継続すること。なのの茶のべにふうき粉末緑茶なら、1日2スティックほどが目安です。
毎年花粉がつらいという方は、ぜひ試してみてくださいね。

この記事を書いた人
ライターkisa@webライター
看護師8年の経験後、現在は看護師ライターとして、医療分野・美容医療・ライフスタイルなど幅広いジャンルの記事を執筆。
静岡県浜松市出身で、自身も花粉症や皮膚炎を持っている。中学生のころからなのの茶を愛飲。
資格:看護師免許・保健師免許