べにふうき緑茶で高血圧対策?!効果や注意点を紹介
花粉を始めとしたアレルギー症状に効果を発揮するべにふうき緑茶ですが、実は高血圧にも効果があることが知られています。
長期にわたって飲用することで、血圧を下げる効果が期待できると研究で明らかになりました。
高血圧で薬を何種類も飲んでいる方や、薬は飲んでいないけれど医師から指摘を受けている方は多いはずです。
薬には副作用があるものもあり飲む時間も決まっているため、できれば飲みたくないという方も多いのではないでしょうか。
実は、なのの茶開発のきっかけは、先代社長の高血圧。
「緑茶を食べる」と健康に良く、血圧を下げる効果があることを信じて、粉末にして飲み続けました。結果、血圧も下がりその他の病気も改善しました。
本記事では、べにふうき緑茶でできる高血圧対策について紹介します。
血圧が高くて悩んでいる方や、薬以外で高血圧対策をしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
1アレルギーだけじゃない!べにふうき緑茶の意外な効果
べにふうき緑茶は抗アレルギー作用が有名な緑茶です。
そして、緑茶の健康成分として有名なのが「カテキン」。なかでも、べにふうき緑茶に含まれる「メチル化カテキン」は、花粉をはじめとしたアレルギー症状やアトピー性皮膚炎などに効果を発揮することがわかっています。
花粉によるアレルギー症状がひどく出る春には、鼻水やくしゃみなどの症状を抑えるために飲用している方も多いでしょう。
一般的な緑茶に含まれるカテキンにも、さまざまな健康効果があることがわかっています。
ペットボトルで売られている緑茶のパッケージに、「高血圧が気になる方へ」「コレステロールを下げる働き」などと書かれているのを、見たことがある方も多いでしょう。
カテキンには、抗酸化作用といって生活習慣病対策やアンチエイジングに効果的な作用があるため、お茶は健康づくりには最適な飲み物です。
2べにふうき緑茶の長期的な飲用で高血圧にアプローチ
一般的な緑茶に含まれるカテキンに抗酸化作用があるのなら、べにふうき緑茶に含まれる「メチル化カテキン」はどうなのでしょうか。
研究の結果、「メチル化カテキン」には、通常のカテキン以上に高い抗酸化作用があることが明らかになりました。
そこで、血圧が高めの方にべにふうき緑茶を習慣的に飲用してもらい、血圧の変動をみる研究を実施。
結果、長期にわたってべにふうき緑茶を飲用することで、血圧が低下することが分かりました。
ここでは、べにふうき緑茶の血圧を下げる働きについて、詳しく解説していきます。
8週間連続飲用で血圧が低下
研究では、血圧が少し高めの正常高値血圧(収縮期血圧130~139mmHg、または拡張期血圧85~89mmHg)、および軽症高血圧(収縮期血圧140~159mmHgまたは拡張期血圧90~99mmHg)の成人男性10人に、べにふうき緑茶を飲んでもらいました。
べにふうき緑茶が入ったティーバッグ(メチル化カテキンが34mg含有)を熱湯で抽出し、1日2回ずつ飲用。
その結果、飲用4週間後から血圧が低下し、8週間後では収縮期(上の血圧)で有意な低下(平均8.65mmHg)が認められました。
(参考:農研機構「べにふうき」緑茶連続飲用による血圧上昇抑制)
通常、血圧は130以上で高いと言われます。
持病で血圧が130を大幅に超えている方には難しいかもしれませんが、健康診断でギリギリひっかかってしまった方には、嬉しい効果と言えるでしょう。
また、べにふうき緑茶は薬ではありません。
薬には副作用があり、飲む時間や飲み方も決まっていますが、べにふうき緑茶は飲みたい時に自由に飲むことができます。
緑茶で生活にも取り入れやすく、気軽に血圧対策ができるのは嬉しいですね。
3べにふうき緑茶で高血圧対策をする場合のポイント
研究の結果、べにふうき緑茶は高血圧対策に効果的なことが分かりました。
ここでは、べにふうき緑茶の健康効果を高めるためのポイントを紹介します。
粉末タイプのべにふうき緑茶おすすめ
高血圧や花粉対策でべにふうき緑茶を飲むなら、粉末緑茶がおすすめです。通常の茶葉とは異なり、水やお湯で溶かすだけでべにふうき緑茶が淹れられます。
べにふうき緑茶を茶葉から淹れる場合、もっとも多くメチル化カテキンを抽出するには、100倍量以上の水で煮沸しながら、5分以上煎じる必要があるとされています。
(参考:農研機構「べにふうき」緑茶からのメチル化カテキンの効率的な抽出方法)
毎日煮出して飲むのは大変ですよね…。
一方、粉末茶なら溶かすだけで飲める上に、茶葉をそのまま粉末にしているため、メチル化カテキンを余すことなく摂取できます。
高血圧への効果を期待する場合、8週間ほど継続する必要があるので、毎日手間なく取り入れられる粉末緑茶タイプがおすすめです。
しっかりと適量を飲むこと
研究の中では、メチル化カテキンが34mg含まれているティーバッグを1日2回飲用しています。ティーバッグのため、含まれるすべてのメチル化カテキンを摂取することはできませんが、準じた量のべにふうき緑茶を飲む必要があるでしょう。
持ち歩く水筒の中身をべにふうき緑茶にするなどして、日常に取り入れていくのがポイントです。
弊社のべにふうき粉末緑茶(1.2gスティック)であれば、1日2本が目安です。
500mlのペットボトルに溶かして、食事のときはもちろん、水分補給として飲むと良いでしょう。
腎臓病・透析治療を受けている方は注意が必要
べにふうき緑茶は高血圧やアレルギー症状に効果を発揮しますが、腎臓病をお持ちの方や透析治療をされている方は、飲用に注意が必要です。
カリウムが含まれる食品のため、必ず主治医に相談の上で飲用してください。
4べにふうき緑茶以外にも!血圧を下げる効果が期待できる飲み物
実は、べにふうき緑茶以外にも血圧を下げる効果が報告されている飲み物があります。
べにふうき緑茶は一定量を8週間以上飲み続けることで効果が期待できますが、時には気分転換も必要ですよね。
ここでは、緑茶の他に血圧を下げる効果が期待できる飲み物を紹介していきます。
ココア
ココアに含まれるカカオフラバノールには、血圧を下げる効果が期待できます。
健康な男女11人を対象に、8日間連続でカカオフラバノールカプセルとプラセボカプセルを交互に摂取させた結果、血圧が高い時に血圧や動脈硬化の指標が低下する傾向が見られました。
また、ココアを選ぶ際には、砂糖が含まれていない無糖タイプを選ぶと良いでしょう。
加糖ココアでは、砂糖の過剰摂取による血糖値の上昇や肥満のリスクがあるためです。
お酢
お酢にも血圧を下げる効果が期待できます。
血圧が高めの男女を対象とした研究では、10週間にわたり玄米酢とリンゴ酢を毎日100mLを摂取したところ、血圧が約6.5〜約8.0%も減少することがわかりました。
酢酸の代謝産物であるアデノシンが血管拡張作用を持ち、血圧低下に寄与すると考えられています。
最近ではお酢を使った健康飲料もたくさん販売されているため、取り入れてみてはいかがでしょうか。
牛乳
牛乳や乳製品にも、血圧を下げる可能性があることが報告されています。
カルシウムの摂取が血圧を下げる効果があることが分かっており、牛乳には豊富なカルシウムが含まれています。さらに、カゼインや乳清たんぱく質などの乳製品特有の成分も血圧を下げる可能性が示されています。
また、乳製品に含まれる特定の成分は、血圧の低下に加えて、血管の拡張や柔軟性の向上にも役立つと報告されています。
食塩無添加のトマトジュース
食塩無添加のトマトジュースも血圧を下げる効果が期待できます。
トマトジュースに含まれるGABA(γ-アミノ酪酸)は、血圧低下に寄与することが報告されています。
研究によれば、1日12.3mg以上のGABAを2週間以上摂取することで、高血圧の方の血圧を下げる効果があるのだとか。
GABAは脳内の神経伝達に関与し、リラックス効果も持つ物質で、ストレス緩和の効果もあるため、機能性食品素材として注目されています。
また、血圧を下げるためには塩分制限が重要ですので、食塩無添加のトマトジュースを選ぶようにしましょう。
5まとめ|べにふうき緑茶で高血圧にアプローチ!
べにふうき緑茶は、花粉症などのアレルギー症状だけでなく、高血圧にも効果を発揮することが分かりました。
高血圧への効果を期待する場合、4~8週間ほど継続する必要があります。
なのの茶では、100%静岡県産のべにふうき緑茶を、通常の1/100サイズまで細かくした粉末茶を販売しています。
手軽に淹れられるだけでなく、細かな粒子のため身体への吸収もスムーズ。
静岡県産の茶葉を使用した特殊な製法で、べにふうき緑茶特有の渋みもなく香り豊かな緑茶に仕上げています。
毎日の高血圧対策を、美味しいべにふうき緑茶でスタートさせてみませんか?
この記事を書いた人
ライターkisa@webライター
看護師8年の経験後、現在は看護師ライターとして、医療分野・美容医療・ライフスタイルなど幅広いジャンルの記事を執筆。
静岡県浜松市出身で、自身も花粉症や皮膚炎を持っている。中学生のころからなのの茶を愛飲。
資格:看護師免許・保健師免許