お茶の種類の話し 「煎茶」「粉茶」「抹茶」「粉末茶」はどう違うの?
一口に緑茶と言っても、その種類は多岐に渡ります。ここではその中の、「煎茶」「粉茶」「抹茶」「粉末茶」についての違いを說明します。さらに、「粉末茶」に分類される当社商品「なのの茶」の特徴も紹介します。
1「煎茶」「粉茶」「抹茶」「粉末茶」の特徴
煎茶
新芽を蒸した後に揉みながら乾燥させた製法のお茶。 蒸し時間を長くした深蒸し茶、日光を避けて育てた新芽を使った玉露などがあります。
粉茶
煎茶や玉露を製造する過程で出た細かくなった茶葉をかき集めたお茶です。粉状になっているため、成分が溶け出し易く、抽出時間が短くて済むことも特徴です。
抹茶
玉露同様に日光を避けて育てた新芽を、蒸した後揉まずに乾燥をさせ、 葉脈を取り除いてから粉末にしたお茶です。
粉末茶
仕上げ加工後の茶葉を全てまるごと粉末状にしたお茶です。茶葉をそのまま粉砕したものなので、お茶の栄養成分をまるごと摂取できるのが特徴です。「なのの茶」はこの「粉末茶」に分類されます。
2粉末茶の力
粉茶と粉末茶の違い
粉茶と混同されがちな粉末茶ですが、煎茶などのお茶を製造する過程で出た(余った)茶葉をかき集めた「粉茶」とは違い、粉末茶は仕上げ加工後の茶葉を、そのまま粉末にしています。“茶葉すべて”を粉末にしているため、お茶に含まれる有効成分を全て摂取できることが最大の特徴です。
茶葉をまるごと摂取できる「粉末茶」
茶葉に含まれる栄養成分は、その内20%が水溶性・80%が脂溶性のものに分類されます。
「粉末茶」は、茶葉をまるごと粉砕して体に取り込むため、水溶性・脂溶性の栄養成分をすべて摂取することができます。一方で、煎茶などの急須で淹れた一般的なお茶は、水溶性の栄養成分だけが抽出され、脂溶性のものは茶ガラに残されたままになります。つまり、80%もの栄養成分を茶ガラと一緒に捨ててしまっているのです。もったいないですよね…。
脂溶性の栄養素は、「ビタミンE」「ベータカロチン」「食物繊維」「ミネラル」などがあります。お茶に含まれるカテキンは、整腸作用があるとされているため、お茶に含まれる食物繊維とカテキンを一緒に取ることのできる「粉末茶」は、デトックスにもおすすめです。最近では、カテキンやその他茶葉に含まれる栄養素の働きが見直され、デトックスや美肌などを目的にお茶を飲む習慣が広まりつつあります。
3一般的な粉末茶と「なのの茶」の違い
当社の「なのの茶」は、「粉末茶」に分類されるお茶ですが、独自製法「スーパーミクロン製法」により作り上げた“特別な粉末茶”です。一般的な粉末茶に比べて約1/100にまで粉砕することにより、茶葉の栄養成分を腸壁から体内へスムーズに吸収することができます。最小サイズ200ナノメートルにまで小さくした粉末は、指でこすると皮膚の中に消えてしまうほど小さな粒子です。
また、一般的な粉末茶は、製造過程で空気に触れてしまうため、酸化が進み茶葉の栄養成分を失ってしまいます。一方、なのの茶は、空気に触れずに粉末化する「低温・無酸化方式」の製造技術のため、茶葉の酸化を防ぎ、カテキンをはじめとするお茶の栄養成分を損なうことなく作り上げることができます。