べにふうき茶とは、どんなお茶?べにふうきと花粉症対策のはなし
緑茶品種のひとつ「べにふうき茶」。他の茶品種と比べて、健康に役立つ栄養成分が非常に多く含まれているのが特徴です。中でも「花粉症に効く」というイメージを持つ方は、とても多いと思います。
ここでは、特に「花粉症」などのアレルギー症状への効果に焦点を当てて、「べにふうき」について詳しくご紹介します。
1べにふうきとは?
「べにふうき」は、紅茶品種の「べにほまれ」と緑茶品種の「枕Cd86」をかけあわせて、島田市(旧金谷町)の「野菜茶業研究所」で作られた希少なお茶品種です。他の茶品種と比べて、健康に役立つ栄養成分が非常に多く含まれているのが特徴です。
べにふうきに含まれる主な栄養成分と効能
・メチル化カテキン
花粉症、ホコリ・ハウスダスト、アトピーなどのアレルギー症状を緩和する力を持つ成分です。
・ストリクチニン
ポリフェノールの一種で、アレルギー症状の原因となる抗体が産生を抑制する物質です。
・緑茶カテキン
抗酸化作用と殺菌作用があり、アンチエイジングや風邪予防などに効果があります。
・オーラック値(活性酸素吸収能力)が高い
オーラック(ORAC)値とは、アメリカ国立老化研究所で開発された「活性酸素吸収能力」を示す指標です。活性酸素は、体内で必要以上に増えてしまうと、健康な細胞までも酸化させてしまい、老化や様々な病気の要因になってしまいます。
発生した過剰な「活性酸素」を除去するには、オーラック値が高い食品を摂取することが有効です。べにふうき茶葉は、この数値が非常に高いことが証明されています。
2花粉症の原因とメカニズム
花粉症とは、スギやヒノキなどの花粉が原因で発生するアレルギー性の病気です。そもそも、なぜ花粉症が発症するのか、その原因とメカニズムを簡潔にご説明します。
3花粉症に効果あり!メチル化カテキンについて
べにふうきには、花粉症に効果のある成分「メチル化カテキン」がたっぷり
花粉症とはアレルギー性の病気ですが、べにふうきには、そのアレルギーを抑制する成分「メチル化カテキン」が豊富に含まれています。
メチル化カテキンは、アレルギー反応の直接の原因となる「ヒスタミン」(花粉などの異物を対外に押し出そうとして出る炎症性物質)の伝令と指令を送っている「IgE抗体」の働きを抑制する力を持ちます。
また、他のカテキン類と比べて体内への吸収率が7~8倍も高く、体内に残りやすい成分のため、効果が持続しやすいのも特徴です。そのため、アレルギー反応に対する抑制効果が高く、花粉などによる目や鼻の不快感を軽減する効果を実感できます。
4なのの茶の「べにふうき粉末緑茶」
なのの茶は、独自製法「スーパーミクロン製法(低温・無酸化方式)」で作り上げた特別な粉末茶です。最後に、なのの茶の「べにふうき粉末緑茶」シリーズの特徴についてご紹介します。
超微粒子だから栄養成分がスムーズに体内に吸収される
なのの茶は、独自製法により、一般的な粉末茶に比べて約1/100にまで粉砕された超微粒子粉末茶です。粉末茶は、粒子が細かければ細かいほど、栄養成分を効率よく体内へ吸収されることが実証されています(※)。
酸化を防ぐ独自製法で栄養成分を失わない
一般的なべにふうき粉末茶は、製造過程で空気に触れてしまうため、酸化して栄養成分を失ってしまいます。
一方でなのの茶は、酸素に触れることなく茶葉を粉末化する独自製法「低温・無酸化方式」で作り上げます。そのため、茶葉本来の栄養成分が損なわれることなく、まるごと摂取することができます。
まろやかで口当たりのよい風味
べにふうきは、もともと紅茶用として開発された品種のため、独特の「渋み」「苦み」があります。花粉対策のために試したけれど、味が苦手で長続きしなかった方もいらっしゃると思います。
なのの茶の「べにふうき粉末緑茶」は、独自技術で空気に触れずに超微粒子化するため、クセの無いまろやかな風味を楽しむことができます。「べにふうきの味が苦手…」という方にこそ、是非一度お試しいただきたい商品です。なのの茶の魅力は、「“美味しさ”と“健康”の両立」にあります。
※農研機構:『「べにふうき」緑茶中カテキン類の吸収性に及ぼす粉末茶平均粒子径の影響』より