賞味期限切れの粉末緑茶は飲んでも大丈夫？長持ちさせる方法や有効活用のアイデアも紹介
お湯や水で溶かすだけで手軽に楽しめる粉末緑茶。ミルクを入れて抹茶ラテ風にしたり、お菓子作りにも使用できたりと、粉状のため用途も幅広く便利です。
しかし、その便利さがゆえに大量に購入してしまい、賞味期限が切れてしまったということもあるでしょう。
賞味期限が切れてしまったとはいえ、捨てるのももったいないですよね。
結論、賞味期限が切れた粉末緑茶を飲むのはおすすめしません。しかし、粉末緑茶は飲む以外にも使い道があります。
本記事では、賞味期限が切れた粉末緑茶を飲まない方が良い理由と、他の使い道について紹介します。
手元に賞味期限切れの粉末緑茶がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
1賞味期限が切れてしまった粉末緑茶は飲める？
粉末緑茶の賞味期限は、商品によって大きく異なります。粉末が細かいものだと、空気に触れる面積が大きくなるため、劣化が早い傾向があります。
そのため、賞味期限が切れた粉末緑茶を飲むのはおすすめしません。
「賞味期限」と「消費期限」がある
賞味期限と似たものに、消費期限があります。
賞味期限とは、品質が変化せず美味しく食べられる期間を言います。加工食品や乾燥食品などの劣化しづらい商品であれば、賞味期限が1日や2日過ぎてしまったとしてもさほど問題にはならないでしょう。
対して消費期限は、商品を安全に食べられる期間を指します。生ものなどの傷みやすい食品に記載されることが多いです。
気温や保存する環境で傷み方が変わるため、多くの企業は余裕を持って消費期限を設定しています。しかし、消費期限は傷みやすい食品に付けられているため、過ぎてしまった商品は食べない方が良いでしょう。
粉末緑茶に記載されているのは、賞味期限です。そのため、期限を過ぎたらすぐに傷んでしまうというわけではありません。
しかし、賞味期限が適応されるのは未開封の状態です。開封済みの粉末緑茶は劣化が早まるため、開封したら早めに飲み切ることが推奨されています。
2粉末緑茶の理想的な使用方法
できれば、粉末緑茶は賞味期限が切れる前に、美味しくいただきたいですよね。ここでは、粉末緑茶の理想的な使用方法と保存方法について紹介します。
開封後はなるべく早く飲む
粉末緑茶は、空気に触れると徐々に酸化していきます。特に湿気の多い夏や梅雨のシーズンは劣化が早まるため、開封後は早く飲み切る必要があります。
開封後は、なるべく1～2週間で飲み切るように心がけましょう。
「賞味期限を気にせずゆっくり楽しみたい！」という方は、1回分ずつ個包装になっている粉末緑茶がおすすめです。使い切りのタイプなので、品質の劣化を気にせず楽しむことができます。
開封後は冷蔵庫や冷凍庫で保存を！
粉末緑茶を開封後、できるだけ長持ちさせたいという方は、冷蔵庫や冷凍庫で保存するのがおすすめです。
粉末緑茶は茶葉と比較すると空気に触れる面積が多いため、劣化が早まる傾向にあります。他の食品の匂いや水分を吸収してしまうのを防ぐため、しっかり口を閉めてジップロックなどで二重にして保管すると良いでしょう。
3賞味期限がすぎてしまった粉末緑茶の活用方法！
賞味期限が過ぎてしまった粉末緑茶は、味が落ちたり傷んだりしている可能性があるため、飲むことはあまりおすすめできません。
しかし、粉末緑茶は飲む以外にもさまざまな方法で活用することができます。
ここでは、賞味期限が過ぎてしまった粉末緑茶の活用方法を紹介します。
消臭剤
粉末緑茶は湿気を吸収しやすいため、トイレや玄関の消臭剤としても利用できます。芳香剤の作られた香りではなく、お茶のほのかな香りを楽しむことができるでしょう。
入浴剤
粉末緑茶を入浴剤として活用するのもおすすめです。湯船にためたお湯に、好きな量の粉末緑茶を入れるだけで、お茶風呂を楽しむことができます。
お茶にはカテキンやミネラルなどの健康成分がたくさん含まれているため、美肌効果も期待できるでしょう。
4鮮度を長持ちさせるには窒素封入したスティックタイプの粉末緑茶がおすすめ！
粉末緑茶は手軽に淹れることができ、お茶の健康成分を丸ごと摂取できるため、健康目的で飲んでいる方も多いです。
賞味期限が過ぎた粉末緑茶の活用方法を紹介しましたが、できれば美味しく飲んで楽しみたいという方が多いでしょう。
「少しでも鮮度を保ったまま美味しく飲みたい！」という方は、窒素封入したスティックタイプの粉末緑茶を選ぶのがおすすめです。粉末緑茶は、開封前は1～2年ほどの賞味期限がありますが、開封するとすぐに劣化が始まってしまいます。
個包装になっている粉末緑茶は使う分だけ開封することになるため、品質を保ちつつ長く楽しむことができます。
なるべく長持ちさせたい方は、ぜひスティックタイプを活用してみてくださいね。
5まとめ
賞味期限がすぎた粉末緑茶にも使い道がある！
賞味期限は、「商品を美味しく楽しめる期間」のことを言います。そのため、過ぎてしまったからといって飲めなくなるわけではありませんが、味が落ちたり傷んでしまったりする可能性もあるため、飲むのはあまりおすすめできません。
賞味期限が過ぎてしまった粉末緑茶は、その特性を利用して消臭剤や入浴剤として活用することも可能です。
しかし、健康目的で粉末緑茶を飲んでいる人は「もったいない」と感じる方もいるでしょう。
粉末緑茶をなるべく長持ちさせたい方は、スティックタイプの商品を選ぶのがおすすめです。
商品の劣化を最小限に抑えられるため、風味を落とさず長く楽しむことができます。
粉末緑茶が使い切れずに困っている方は、ぜひ活用してみてくださいね。
この記事を書いた人
ライターkisa@webライター
看護師8年の経験後、現在は看護師ライターとして、医療分野・美容医療・ライフスタイルなど幅広いジャンルの記事を執筆。
静岡県浜松市出身で、自身も花粉症や皮膚炎を持っている。中学生のころからなのの茶を愛飲。
資格：看護師免許・保健師免許
