べにふうき緑茶が効かない?花粉の症状への効果がある商品の選び方!
花粉をはじめとしたアレルギー症状の対策として人気のある「べにふうき緑茶」。
しかし、ネットの評判をみていると「べにふうき緑茶あんまり効果なかった…」「結局薬は飲まなきゃいけない」といった、“効かない”という口コミもちらほら見られます。
もしかしてべにふうき緑茶が効かないのは、商品の選び方に問題があるかもしれません。
例えば、べにふうき緑茶には、緑茶と紅茶があります。紅茶の方は、花粉に効果のある「メチル化カテキン」が製造工程で消えてしまっているため、花粉対策の効果はありません。
また、べにふうき緑茶100%と記載がある商品でも、べにふうき緑茶の茎を使用しているものは、「メチル化カテキン」の含有量が少なくなってしまい、効果が薄れてしまいます。
このように、べにふうき緑茶であればなんでも良いというわけではなく、「メチル化カテキン」がしっかり含まれている商品を選ばなければ、効果は感じられないでしょう。
そこで、本記事では本当に効果があるべにふうき緑茶の選び方を紹介していきます。
薬を飲まずに花粉をはじめとしたアレルギー症状の対策をしたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
べにふうき粉末緑茶について詳しく知りたい方はこちら!
1べにふうき茶が効かない理由!どれでもいいわけじゃない!
まずは、花粉対策としてべにふうき緑茶を飲んでいるけれど効果がない場合に、考えられる原因をチェックしていきます。
「効果がある」と感じている方も、もしかしたら商品をしっかり選べばさらに高い効果を得られるかもしれません。
さっそく見ていきましょう。
・十分な量が飲めていない
べにふうき緑茶の「効かない」という口コミやブログを見ると、少ししか飲んでいなかったり、1日飲んでやめてしまったりという方が多くいらっしゃいました。
花粉のお薬を飲むときは、1日1〜2回飲みますよね。べにふうき緑茶も同様に、花粉への効果を得たい場合には1日に飲むべき量が決まっています。
べにふうき緑茶に含まれる、花粉のアレルギー症状への効果を発揮する「メチル化カテキン」ですが、1日あたりの摂取量の目安は34mgです。(参考:農研機構「べにふうき緑茶を利用した新たな機能性表示食品」)
これは、弊社のべにふうき緑茶粉末スティックであれば1.2gスティックを1日2本程度、一般的なべにふうき緑茶の茶葉であれば1日9gほどの量です。
一気に飲まなければならないというわけではありませんが、あまりお茶を飲む習慣がない方には、少し多いかと思います。
しかし、花粉の症状を抑える目的でべにふうき緑茶を飲むのであれば、十分な量を飲む必要があります。
1日のうちで数回に分けて飲むなど、工夫をしながら飲む量を増やしましょう。
・べにふうき紅茶を飲んでいる
冒頭でも少し触れましたが、べにふうき紅茶には花粉の症状を抑える効果はありません。
べにふうき緑茶と紅茶は同じ茶葉から作られますが、紅茶の製造には発酵の工程があり、その際に「メチル化カテキン」は消失してしまうことがわかっています。
べにふうき緑茶の花粉の症状への効果は、この「メチル化カテキン」によるものであるため、紅茶派の方には残念ですが、花粉などのアレルギー症状への効果は得られません。
しかし、べにふうき紅茶は深みがあり、香り高く美味しい紅茶です。
紅茶を楽しむにはとても良い品種ですが、花粉の時期はべにふうき緑茶を選ぶことをおすすめします。
※べにふうき緑茶と紅茶の関係については、こちらの記事で詳しく解説しています。興味のある方はぜひご覧ください。
(コラム「べにふうき緑茶とべにふうき紅茶の違いは?花粉症対策ならどっち?」)
・べにふうきの茎が使われている製品を選んでいる
意外と盲点なのは、べにふうき緑茶の茎が使用されているかどうかです。
花粉の症状に効果があるメチル化カテキンはべにふうき緑茶の「葉」に含まれており、「茎」にはほとんど含まれていません。
(参考:農研機構「べにふうき茶の特性を探る」)
べにふうき緑茶100%とうたっているお茶でも、実はべにふうきの茎が使われている可能性があります。
花粉対策でべにふうき緑茶を飲むのであれば、べにふうき緑茶の葉を100%使用している商品を選んで購入しましょう。
実際の店舗で購入する場合はなかなか難しいかもしれませんが、効果を実感する上で重要なポイントなので、ぜひ商品選びの際にはチェックしてみてくださいね。
2べにふうき緑茶が効かないなんて言わせない!商品の正しい選び方
ここからは、本当に効果があるべにふうき緑茶の選び方について紹介していきます。
「せっかく飲んでいるのに花粉の症状に全く効かない」なんてことにならないように、しっかりとメチル化カテキンが含まれている商品を選んで対策をしていきましょう。
・べにふうきの「葉」が100%使われている製品を選ぶ!
まずは、べにふうき緑茶の葉が100%使われている製品を選びましょう。べにふうき緑茶はスーパーやドラッグストアでも売っていますが、そのような店舗で購入する場合は商品の成分表示のところに記載がなければ見分けることができません。
そのため、確実に葉を100%使用したべにふうき緑茶を購入するなら、通販サイトでの購入がおすすめです。
販売元に確認することもできますし、そのサイトにきちんと記載があれば安心して購入することができます。
また、「機能性表示食品」と記載があるものを選ぶとなお安心です。
機能性表示食品とは、製品の効果に科学的根拠があると証明されている製品を指します。
(参考:消費者庁「機能性表示食品について」)
公的機関でメチル化カテキン量を測定し、科学的に効果があると証明されている商品になるため、安心して購入することができます。
・細かい粉末緑茶を選ぶ!
より花粉の症状に対する効果をアップさせるなら、べにふうき緑茶の茶葉よりも粉末タイプがおすすめです。
細かな粉末緑茶を選ぶことで、体への吸収がスムーズになり、より効果を実感しやすくなります。
また、べにふうき緑茶は独特な渋みや苦味がありますが、粉末にすることで風味がまろやかになり、飲みやすくなります。
「良薬口に苦し」と思って我慢していた方や、苦くてたくさん飲めなかった方でも、粉末茶なら飲みやすいでしょう。
特にスティックタイプのべにふうき粉末緑茶は、分量を測る手間も省けるため便利です。
ぜひべにふうき緑茶を選ぶときのポイントにしてみてくださいね。
・毎日続けやすい商品を選ぶ!
べにふうき緑茶は、毎日継続して飲み続けることも大切です。
花粉の薬を毎日飲むのと同じように、べにふうき緑茶も続けることで効果を感じやすくなります。
あくまでもべにふうき緑茶は薬ではないため、副作用はなく飲み方も飲むタイミングも決まりはありません。
水筒に入れて持ち運び、少しずつ水分補給をするのも良いですし、食事のタイミングで飲むのもおすすめです。
べにふうき緑茶の抗アレルギー作用は即効性がありますが、毎日続けることでより効果を感じやすくなります。
弊社のべにふうき粉末緑茶であれば1.2gスティック1日2本、べにふうき緑茶の茶葉で飲む場合は1日9gを目安に、続けてみてください。
淹れる手間が少ない粉末スティックタイプや、自分の好みの味のべにふうき緑茶など、継続しやすいような商品を選ぶようにしましょう。
3まとめ
本当に効果があるべにふうき茶を選ぼう!
べにふうき緑茶は花粉の症状に効果があると注目されていますが、一方で「飲んでみたけれど、効かなかった」という方も一定数いるようです。
しかし、本当に効くべにふうき緑茶を選べば、もっと効果を感じられる可能性は十分にあります。
効果のあるべにふうき緑茶の選び方はこちらです。
・「機能性表示食品」の表示があるべにふうき商品を選ぶ
・細かな粉末緑茶を選ぶ
・毎日続けやすい商品を選ぶ
本当に効果があるべにふうき緑茶を選んで、快適な春を過ごしてくださいね。
この記事を書いた人
ライターkisa@webライター
看護師8年の経験後、現在は看護師ライターとして、医療分野・美容医療・ライフスタイルなど幅広いジャンルの記事を執筆。
静岡県浜松市出身で、自身も花粉症や皮膚炎を持っている。中学生のころからなのの茶を愛飲。
資格:看護師免許・保健師免許